2003年12月27日〜2004年1月4日 written by Mamean



●12月27日 フェリー●

新日本海フェリー

フェリーは2ヶ月前からの予約になります。
お正月など大型連休は混み合うので、
ちょうど2ヶ月前にまずお部屋だけはキープしました。
予約はしたものの不安が大きすぎて
「ほんと行くのかしらん」って気持ちで実感なし。
とはいうものの、6日以内に精算なので(早い)お金も払っちゃったし、
もう迷ってられない状況になったのでした。


●行路 フェリー「すいせん」
●福井県敦賀港〜〜苫小牧東港
●2名+車+犬2頭
●1等洋室
●56,100円 (内、犬は1頭2,700円)
●敦賀27日AM1:30発〜苫小牧東27日PM8:30着
●19時間


名古屋から敦賀は1時間半くらいで着きました。
それがあいにくのみぞれと強風・・・
いや〜な予感
乗船前におしっこ、うんちをしぼりだしておきたいので、
フェリーターミナルの駐車場で「シッコシッコウンチウンチ」と
呪文を唱えながら
ウロウロウロ。

いきなり濡れねずみな2頭になってしまったわい。
しかし大嫌いな雨の中、メイがうんちをしてくれました!!! 
心配事ひとつ解消!笑顔でダイレクトキャッチ(^^)


さて乗船。
私がメイアンを連れターミナルからお船へ乗り込みます。
乗船はできるだけ最後の方で。
ほかのお客さんがほとんど乗り込んだ後にします。
母の頑張りどころ(笑)

「犬がいるー」とびっくりする人もいるし、好きな人は寄ってくるしで
この興奮状態の2頭をまとめるので汗だく〜〜
だって、この後、ケージに閉じ込めなくちゃいけないからね、
辛い気持ち、可哀想に思う気持ちと、こらぁ〜落ち着かんかい!!
って気持ちで
結局私のがあせってるもんだから、伝わっちゃうんだよね。
で、そこへ父ちゃんも車を終えて登場・・・

またまた大興奮/(x_x)\

ペットルームのドアを開けると、先客のワンちゃんの
コーギーとヨーキーがケージに入ってました。
コーギーさんも出たくて出たくて、、吠えまくり。
うん、そうだよね、わかるよ。
ペットルーム内は、ペットショップ臭だったなぁ。
ケージのドアを開けたら、人がひとり通れないほどのお部屋です。
新聞紙とペットシーツ、ほうきとちりとりは用意されてます。
5つのケージが2段並んで計10ケージ。
どこに入ってもOK。
今回はネコちゃんがいなかっただけでも助かったのだぁ〜。

そうそう、今回は揺れる揺れると聞かされてたし、
アンディも船の揺れは初体験なので、
もし酔ったら大変だと思い
市販の酔い止め「愛犬愛猫用 カーロップ」という
シロップをを飲ませてみました。
20滴ほどなので舐める程度です。
舐めてみたら、ほんの少し苦味があります。
車の中であげたのですが、メイはまったく受け付けなかった。
オヤツとセットにしても「いらない!」
アンディはそのまま液体をペロペロ。よしよし
それが効いたかどうか?だけど、2頭とも酔った雰囲気はなかった。
というか、それどころじゃないのこの環境(T_T)

まずメイを「ハウス」と誘導したけど、拒否。
おやつにも負けないのだ〜
なのでアンディを先に入れることに。
おやつの誘導でハウス完了!
多分坊主はよくわかってなかったんだと思う。
メイは、しかたなく抱っこして無理やり押し込んだ。。。




ケージはメイアン隣どうし。
もともと敷いてあったペットシーツと新聞ははずして
(食べる可能性あり(-_-;))
少しは安心するかと、ウチの敷物に変えました

入れた後は、さっさとペットルームを後にしました。
いつまでもヨチヨチなんてやってるとかえってお互い辛いし、
ほかのワンも辛いのだ。
みんな「出せ〜〜」とうるさいし・・・(+_+)
ペットルームのドアは鉄の重い扉だけど、、、、聞こえる・・・・
「ウォンウォンウォン!!!」
ひゃーやっぱ泣いてる泣いてる。。。。
特にメイが必死っぽい(;>_<;)

今回、ペットに関して乗務員の方に
「夜中でも、少しでもいいから、デッキに出ることはできないか」
とお願いしようと思っていたんだけど・・・
「できませんからね」と先に注意され、
はいぃ…と、うなずくしかありませんでした。
粘れなくてメイアンごめんよぉ
(んが、、万が一OKが出ても、
そんな気力なかったんじゃ…ふらふら〜)


さ、もう夜中の1時半。
出発も少し遅れているようだし、低気圧で
到着時間もオーバーするのは確実らしい。
憂鬱だけど、ひとまず朝までは排泄の心配は大丈夫だろうから
私も旦那も、まず第一歩クリアってことでバタンキュ〜〜
眠る眠る。

翌日。
5時起床でPルームへ見に行くはずが、8時半。
フェリーにいるとほんとよく眠れるんです。

メイの様子はだいたい想像つくけど、
アンディがどんなことになってるか・・・
うんちまみれの可能性大。
で、なんともいえない三半規管の感覚だなぁ。
※さんはんきかん:せきつい動物の内耳にあり平衡感覚を脳に伝える器官
ふらつく。

けど、そんなこと言ってられない。
Pルームへ入るには、まずフロントでキーをもらいます。
約7時間ぶりの対面。
ケージの中で猛烈に騒いでます!!
ビヨンビヨーンの2頭をPルームの外へしばらくの間出してあげます。

Pルームは客室から一番離れたところなので
お客さんはめったにこないのですが
乗務員の方が時々仕事で行き来します。
過去2回の旅も同じようにしてて何も注意されなかったし
皆さん笑顔で見ていってくれるので、
今回は2頭だからちょっと目立つけど失礼して^^;
みんなでしばし廊下に座って気分転換。
本当は心を鬼にして会いに行かない方がいいのかもしれないけど…。
ダメです、やっぱりできない。
興奮してもいいから無事を確認したい、よね?

おしっこシートを隅にしき促してみますが、
メイは思ったとおり絶対にしません。
アンディはするだろ!と確信してたとおり、
チャッチャーと出してくれました。まず安心。
私はシート片手にキャッチ態勢でアンディの動きを
注意深く見てたので、だんだん胸にきてました(笑)

このときちょうど佐渡沖で揺れがひどい時。
メイアンのことが心配で
最初はそれほど意識してなかったけど、
30分ほど相手しながら落ち着かせてるうちに私の方が
「はぁはぁはぁ、、もうダメ」の”液状化現象”(フィン父ちゃん語録より)

犬達をまたケージに無理やり押し込め、
急いで部屋に戻りダウン。。。
揺れに強い父ちゃんもこの時はちと蒼かった。
(メイアンには、お水・リンゴ・バナナ・おやつを少々あげました)


酔い止めを飲んで、ただひたすら眠るだけです。
これがまたどれだけでも寝れちゃうのです。。。
でもお腹は空くんです。
(あぁ犬達の心配は何処へ…(^_^;)


起きたのが夕方5時半ころ。
また様子を見に行きました。朝と状況は変わりなかった。
シーもウンもしていない。ケージの敷物は隅に丸まり、
いかにも落ち着かなかった様子…
お水をすごく欲しがるけどあまり飲むとオシッコが… 
(コマンドで排泄ができれば、
フェリー旅の心配は半分になると思います!)
外海を過ぎ津軽海峡に入ってきてた!揺れも治まってもう大丈夫。
さぁーようやく北海道に近づいて来たよ。もう少しの辛抱だからね。
とにかく早く下ろしてあげたい気持ちでいっぱい。


到着は2時間遅れのPM10:30
21時間かかりました。
下船は他のお客さんも同時に。
下船の扉(ペットルームの前(~_~;))には多勢ザワザワ人が集まってきます。
ケージから出て興奮する2頭を抑え大汗をかきかき、と焦りながらも…
「犬がいる!」と初めて気づき優しく見てくれる人や、
「がんばったね」と言ってくれる人もいて(喜)
飼い主としては「犬連れの旅です!」という
ちょっと嬉しい自慢な瞬間もありました(^^)

エレベータ(階段でもいい)で車の階まで降ります。
ぎっしり停められた車の間をぬってウチの車を目指します。
ドアを開けるとあぁ懐かしい臭い(^^)
2頭ともようやく緊張が解けた顔になりました。
なんとも言えない安堵感。
船員さんの誘導で次々動き出す車。
はい、ちゃっちゃと出る!そこの車!
と、こっちの気分は全開です(笑)
メイアン号もエンジン始動!
(車:乗船時遅く乗込めば、下船の順番は早いです)

さあ、陸地に下りるよ!
この時は、旅のはじまりのワクワクした気持ちと
すぐおしっこできるよ!の気持ちで心臓が高鳴ります〜〜
とうとうアンディも北海道に来ちゃいました〜♪
(苫小牧はほとんど積雪してませんでした。
これから高速にのりニセコ方面を目指します)
その後2頭とも氷を溶かしながら長〜〜〜いおしっこを済ませ、
約一日我慢したうんちも出して
(てりかたちとも言う事なしすばらしい♪) 
ご飯も食べてようやく安心して眠りにつきました。
(この日は一番安心の(笑)車中泊)
メイもアンディもお疲れ様。ほんとよく頑張りました。
か、帰りがあるんだけど…(~_~;)






●12月28日、29日 宿泊●



城田屋(しろたや)
北海道虻田郡倶知安町寒別71 
電話0136−21−7001


●お泊り3,800円
●朝食一人700円
●夕食一人1800円
●暖房費一人1日300円
●2名合計22,800円 
●犬無料



城田さん(オーナーさん)はニセコの
アウトドアの達人のような人でした。
スキーやカヌー、登山の案内をされてます。
倶知安町議会議員の議員さんでもあり
ニセコを愛し、良くして行きたいと語るお話には熱いものがあります


城田フリップ君


お宿はバックパッカーズのための安宿という雰囲気。
(ワンコと泊まれるお部屋は2階の1部屋のみ)
カヌー、スキー・ボード、登山などの目的をもって長く滞在する人に
自炊しながらいてもらう宿です。
よって、おしゃれ度は期待してはいけません。
もちろん我が家も言えません(^^ゞ
山小屋に滞在するという感じかなぁ
ワンコがメインのお宿ではありません。

ご飯はジンギスカンかすき焼きのどちらか。
いたってシンプルですが、お味も量も◎◎です。
朝食はオーナーさんお手製のピザやパン、
手作りデザートも出してくれました。





城田屋の裏 雪が全て覆って、本当はどんな場所なのか??です



宿の前にて、出発前の雪かき


城田屋の看板犬Eコッカーのフリップ君。
大きいワンコは苦手かも^_^;
ワンワンワンが止らなかったので、メイとアンディも
少し挨拶し2階の部屋から出すことはありませんでした。
オーナーさんも大きいワンコ(ドカーンとくるタイプ、ウチの^_^;)は、
ちょっとびびるみたいでした(^^ゞ

翌日そろそろチェックアウトをと、朝食から部屋に戻ったら…
スリッパの残骸が目に飛び込んできました。
犯犬Aはすでに察知して、、
両手をそろえて伏せ。
顔は手のななめ横、顎は床。
目はしら〜〜のお決まりのポーズ。
あぁぁ…。残骸を持って謝りに。
わ、笑ってくれましたが。。。(>_<) 



アンディはどこ?隣にいるんですけどね・・・


我が家が泊まった後の城田屋bbsに、城田氏が
飼い主のマナー違反について書かれててドキリ。
私が気がついてないだけでご迷惑かけたことあったかもしれないので
お詫びのメールを送りました。
どーもその後ペット連れのお客さんと少しトラブルがあったらしい。
メイアン家のことではないよ、とお返事いただいたのですが…
(スリッパのことも全然気にしてないって(^_^;))

その時の城田氏のお返事のコピーです。
参考になるかと思ってのせますね。

「ニセコにはペットOKの宿が多いのですが
年々ルールが厳しくなっているようです。
怒っているというか困っている宿主が多いんですよね。
最初はなんでもOKにしていたそうです。」って。

城田氏が好感を持っているお泊り客の飼い主さんがいるそうで

・ティッシュペーパー5箱を持参してアチコチ置きまくる
 ・ペットシーツも多めに持参して部屋とリビングに置いておく
 ・消臭スプレーなども複数持参する
 ・足ふきセットは玄関にバケツごとセットしておく
 ・断ってはいますが余った分は置いて帰る
 ・粗相をしたらすぐに知らせてくれる

らしいんです。ここまでしなくても!と城田氏も書かれてますが
好感度はいいですねって。
う〜〜ん、これに当てはめると、、我が家は。。。。。
反省したり、考えちゃったり。
でもこれからの参考にさせてもらえて
教えてもらって良かったです。
最後に
「実は私なんぞフリップをつれて旅行など怖くて出来ません」
とありました。
ううう、これもまたドキリです。



後ろは羊蹄山





モイワスキー場。 
どこからかワンちゃんがやってきた。アンディ囲まれてます。




めいも挨拶中。
「あやしいものではありません、、、」へなへな…






●12月30日 宿泊●



アイベックス。裏の広場にて

ニセコ 「ロッジ アイベックス」
北海道虻田郡倶知安町字山田167-23
TEL 0136-23-2192 FAX 0136-23-2192


1泊2食 7,500円 
犬1頭一泊 2,000円


場所はヒラフスキー場入り口の交差点すぐ。
食べ物屋さん、お土産屋さんで賑わっているところにあります。
私達の泊まったお部屋は2段ベッド、ソファ、TVあり。
広くはないですが一泊だし。快適です。
やっぱり犬と泊まれるのは嬉しいです(^^)
犬連れでないスキーヤー、ボーダーさんも泊まっていました。
当日の犬連れお客さんは3組。

オーナー夫妻は大らかで、とても犬に優しくしてくれます。
さすが5頭の大型犬のお父さんお母さん、という感じ。
(ピレ、ニューファン、ラブ親子3頭、トイプー、うさぎちゃん)
観察していると、自分のうちの子がいけないことしそうになったり
お客さんの犬に対してちょっとでも威張ろうとすると、
すかさずビシっと一言渇をいれます。
といってもアイベックスの子らは本当にのんびりしてて、
ほとんど寝ています(笑)
たいていお行儀が悪いのは、、、お客さん犬の方なのです…(^_^;)



ニューファン70kgラブ40kg級



お食事するところ。みんなまったりと



ピレちゃん休憩中で通れず引き返すアンディ



アイベックスママ カリのお口拭き 隣にアンディいます(^^)



アンディのことなど全く気にせず寝る(笑)ネギ?アサツキ?



貫禄のピレちゃん&カリ君


●夕食●
タラのお刺身 サラダ あんかけ揚げ豆腐 
ホタテのソテー ヒレカツ スパゲティの添え物 
ご飯、お味噌汁 フルーツ

●朝食●
トースト、じゃがいも他野菜入りスープ、サラダ、ハム、
たまご焼き、ジュース、ミルク、コーヒー 

食事中も犬達は自由です。
おねだりする子もいれば抱っこされてる子も…
メイアンは休ませたいのと、
自分たちもゆっくりご飯したいので部屋で留守番。

翌朝。アンディはなぜかトイプーのたー坊が
とっても気に入ってしまったらしく
しつこく匂いをかいで、くっついてました。
(彼の可愛いおべべも気になったみたい)

と、ふと目を離したとき…部屋の真ん中の柱に足をあげておる!
時すでに遅し〜あああぁぁぁやっちゃった〜
お泊りで初失敗のオシッコかけ。
楽しく過ごしてると、ついついアンディの
「そろそろおしっこ、、」というのを忘れてしまいがち。
人間の失敗です。

アイベックスママに謝ると、
「その柱は一番のマーキングポイント」と。
なるほど、、ビニルカーペットが巻きつけて柱を防いでます。



狼にもてあそばれる子羊ちゃん


アイベックスの裏は広場になっているので
そこで排泄&朝の遊び。気持ちいい〜 
ここからも羊蹄山が見えます。
雪が草薮などを覆い遊び場が広がり体も汚れず
虫の心配もいらないのが冬、雪、はいいですね。

ただメイなどはすぐパッドを痛めてしまうので
(ふやけて、ひび割れて出血)
長く遊ぶだろう時にはパウワックスをつけます。
一瞬にして取れてる気もするが^_^;
つけないよりはイイんじゃない?ハハ
あと冷えるのも関節にはよくないらしいのですが、
彼女(メイです)の動きっぷりからすると
冷えるすきもないくらいで…。(頭冷やせ〜)
後先考えないタイプ(T_T)(タイプなんか?)



歯折るし…



雪ん子楽しや♪


ラブのタマネギ君が外でアンディと遊んでくれました。
体はでかいけど、やっぱり3才の坊ちゃん。かわいいです♪
遊びのポーズをしたり、されたり、おっかけたり、倒したりして、
時々ウガッと叱られつつ、アンディも大喜び〜

メイの写真がほとんどないのは…
テーブル下に隠れているからです。食べ物でつれば
人、犬を押しのけて出てきます、、、、(-_-;)












●12月31日、1月1日 宿泊●




最後のお宿はなんとビジネスホテルでした。
約半年後に跡形もなくなるとは…かなり残念です。
札幌で大型犬と泊まれる宿はここだけだったのに…
目の前は北大、札幌駅も歩いて行ける
とっても便利な場所だったのに…
あ〜ほんと残念です!どうしちゃったのよぉ〜〜
再建願う!(ってほんとにツブレタの??です)

それで、、もう存在しないお宿の報告もどうだかな、、と思うのですが
普通のビジホテに普通に
大型犬(小さいけど)2頭と泊まれた貴重な経験(今となっては…)
ということで残しておきます。

左の建物が北栄館



思えば珍しいホテルでした。
日本で大型犬OKのビジネスホテル(料金も安く)はそうそうないのでは。
予約電話した時から…応対もあっさり
「ワンちゃんもですね。はい?注意?特にはございません」

ペットOKのお部屋は2,3部屋だけですが、
札幌を訪れる犬連れにはどんなにか便利でラッキーだったことか。
そういえばホテルの外、中、お部屋にもペットのペの字もなかったなぁ。
ちょっとさみしいくらいでした^^
(もしや!?すでにこの時点で経営が、、、!?)


ベッドへぴょん:よい子はマネしないでね。窓の外は北大


唯一「犬」を感じたのは
画家ジョン・バン・ザイルの描いた犬の絵が
壁面にたくさん飾ってあることです。
アラスカの犬ぞりの風景や、精悍な犬の顔、すいこまれるような描写。
しばらく見入ってしまいました。
レストランの女性に聞くと、
「昔、社長が犬ぞりをやっていたので…」とのこと。
そういえば駐車場に2頭のハスキーとマラミュート
(にしては小ぶり、違うかも)が柵の中で飼われてました。
ホテルの子だったのかな?

寒い雪の中、、、私としては痛々しく見えました。
でももしそり引く子だったら、、アラスカだったら、、
もっと厳しい吹雪の中で眠ったりするんだよね。。。強い子達。
愛情を注がれていれば、
飼い方や環境は問題ではないのかなぁ…
それにしても…うぅ〜ん
その2頭を見て、どうか大事にされてますようにと祈るばかりでした。

翌日は元旦。
朝食付きでした。
御節とお雑煮、お煮しめ、お豆、なます、数の子、茶碗蒸、、、
美味しかった。あ〜ますます惜しい
(北海道で茶碗蒸を何度か食べましたけど、
どこもお出汁甘口なんですね)

ワンズはお部屋で留守番。
スリッパ&ゴミ箱は隠して行きましょう。


北海道大学U^エ^U


この日mikiさんに教えてもらった札幌の
ドッグカフェ「プロムナードToutou」へ!
マスターはじめお客さんとも
「あら、フィンちゃんの!」「フィンちゃん元気?」
と嬉しいご対面?ができましたぁー 
アンディもいろんなお友達とご挨拶できて超ご機嫌♪
mikiさんありがとうございました。
知らない土地でこういう出会いって嬉しいものですね!
北海道の楽しい思い出になったよ〜〜。


北大散策


3日とも、朝のお散歩は北大の中をぐる〜と歩きました。
大学もお休みで、時々観光客を見かけるくらい。
ひっそりして気持ち良かった。
フィンもお散歩したのかなぁ〜?




チェックアウト。
メイとアンディもエレベーターにのりフロントへ。
こんな時決まって興奮するのはメイ。
いくつになっても張り切り過ぎの困ったちゃん。
ハァハァーと息も荒くなりグイグイ引っ張ります。
で、アンディは、、メイに比べたら興奮度が低いので助かります。
(ま、比べる対象が、、、(^_^;))
でもワンちゃんがいるとドカーンと行きたがり、
嫌われやすいのはアンディ。
で、そういう時は逆にメイのが安心して挨拶できる。
はぁ、どっちもどっち(ToT)

ここで冷や汗。
エレベーターから降りたアンディ
フロント前で電話中の女性の背中に向かって
「ブォワン!」またこれがでっかい声なんよね、チミ〜!
女性の背中が一瞬ビクっと驚いたのがわかった。
とーちゃんもかーちゃんもめーちゃんもみんなびっくりしたわい。もぉ〜
よい子にしてたらフロントのお兄さんお姉さんと
写真を撮ろうと思ってたのに…。
早くココから脱出したいにかわりました。

お宿最後の締めがアンディの一声で崩れてしまったけど、
3日間とんでもないこともせず、留守番してくれたおかげで
私達もお出かけ、お食事に出かけることができました。
留守番時、仲間がいるっていいなぁと思いました。
暴れる時は2倍ネ^_^;

メイアンが遊べそうなところを捜しながら
スキーのジャンプ場付近を行き当たりばったりで
(毎度ざっくりとしか計画しない旅)ドライブ中、良い場所発見!


旭山記念公園
雪に埋まって冬季閉鎖。ありがたい(^^)




札幌の街が一望できます。夏はアツアツのデートコースらしい


名古屋からやってきた私たちが
こんなところで犬たちと遊んでいる…何だか不思議な感覚でした。
人の気配も足跡ひとつなく私たちだけワープしたみたいだったね。

少し寂しい場所だったけど、観光地や人が多いところが
苦手な私達の旅の最後にはぴったりでした。
何よりメイとアンディが思いっきり遊べ満足そうだったのが一番です。

さぁ、後はもう帰るだけ。その「だけ」が…今回一番の憂鬱の元
フェリー20時間(;>_<;)



小樽キロロスキー場 ホテルピアノ前



キロロスキー場 駐車場裏で遊び 犬4駆も埋まっております





●1月3日〜4日 フェリー●



●復路 フェリー「すいせん」
●苫小牧東港〜〜敦賀港
●2名+車+犬2頭
●1等和室
●51,030円(往復割引されてる)
●苫小牧1月3日PM11:50発〜敦賀4日PM8:15着
●約20時間30分



ポスターの貼ってあるドアがペットルームです。
このドアを開けると、ケージが並んでます。


ポスターは、「エキノコックスに関するアンケートに協力を」
と書かれてました。
協力しようという余裕などありませんでした。


帰りは、まぁ、行きよりは要領もわかったし、
メイアンの様子も想像できたので少しは気分もらくでした。
もちろんメイアンが「ハイハイ、また、これですかい」と
簡単に慣れてくれるわけわなく
状況は行きとまったく同じです。
アンディもハウスに抵抗しました。学習したらしい。
でもチーズにつられて入っていきました(^^)

揺れも少なく(といって酔い止めは絶対絶対だよ!)
ワンコらにとっても少しはましかなぁ、と思いたい。
ただ今度はお友達の数が多い。
柴ちゃん、MIXちゃんがすでに下の段のケージを利用してたので、
メイアンは上の段かぁ。。。。
ちょっとそれは出し入れ(笑)が大変なので、
飼い主さんに頼んで小さいワンちゃんに上の段へ移ってもらいました。
しかし、ハスキーMIXさん一軒はさんでのメイとアンディになりました。
あの雰囲気は「落ち着け〜」ていう方が無理なので(人間も)
さささっと勢いでハウスに押し込め、
ペットルームを後にしました(一番つらい時)


いつもフェリーの旅では、卓球をするんですが
(あまりにも”食っちゃ寝”続きなので)
(1時間ラケットと球を貸してくれる)
今回は行きは大揺れでそんな状況でなかったけど、
帰り、揺れもなかったのに、お互い「卓球する?」って言わなかった。
やっぱりそんな気持ちじゃなかったんだと思う。
メイアンの心配をしつつ、ひたすら眠る。それだけでした。

でもね、波が穏やかなら本当に船の旅は最高です。
(ワンコの心配を除けばですけど…)
何もしない。水平線を眺めるだけ。
寝て、食べて、海を眺めてお風呂入って、
卓球なんぞして、ビールを飲んで、、、。
贅沢な時間ですね。


こうやって1時間ほど外に出してました。

アンディははじめ興奮してるけど、
しばらくこうしてるとゴロンしたり、ボケっとしたり、
いつも通りになり少し安心しました。
メイは今回もまったく落ち着くことができず…
まだまだ健在!はいいんだけど、
すごくストレスだよね、ごめんね。








北海道旅行を終えて。。。
メイとアンディへ



メイとアンディにとってこういう遠出の旅行は
本当はかなりなストレスなんだと思う。
フェリーなんて最悪だよね?
私にとってもそれは同じで、あれこれ心配ばかりがわいてくる。
面倒になるし^_^;
(旅行終わったら気が抜けてダウン)
んでは、犬連れ旅行をしないか、やめるか、ていうと
それはナイ〜〜〜(^_^)
メイとアンディが頑張れるうちは…

君達がどんな風に旅行を思っているかは「?」だけど
こんなとーさんかーさんにつきあって、
まだまだいっしょに思い出をつくってね。

けれど、とーさんかーさんだけで出かけられたら
どんなにラクかぁ〜という時もある。













今回も初めは迷ったよね。問題はメイアンをどこで預かってもらうか。
1日2日なら無理もいえるけど…
君たちを何日も引き受けるってことは大変なことだからね。

今回も最初は獣医さんにお泊りの問い合わせしたり、
おじいちゃんちの予定も聞いてみたんだよ。
君たちの様子をいろいろ想像してみたりして。
お散歩で実家の父母をこかすんじゃないかーとか…
一日中獣医さんのケージの中で
泣きわめき過ごすのかーとか…

分離不安はかーさんも負けてないみたい〜^_^;
連れていくの迷ったなんて言ったけど、心の中では
「いっしょに行くっか〜〜」の結論は決まってたような。
同じストレスなら一緒にいられた方が良いんじゃない?
お留守番のが良い?

でもたまには、おいていくとしたらどーするか、も考えてみないとね。
(そうなんだ、今日まで離れることなく過ごせてるって
ことなんだね!ありがたや)

あ、もしやもしや癒しさんのお仲間に「メイアンお預かり」を
お願いすることが今後あるやもしれません!
その時はどうぞよろしくお願い致しますぅ〜
(と、書いてるうちから心配になってきました。ダメ母)



メイ♪
今までいろ〜んなところへ行ったね。いつも一緒だったよね。
とうとう北海道も3回目!フェリーを3度も経験させちゃったし(^_^;)
今回アンディと一緒に行けてかーさんは嬉しかったよ〜
あと何回こんな旅行に行けるかなぁ…
最近は特に思うんだよ。メイ、8才ってわかる?

今もまだまだ健在な(^^)
君のお出かけ時のハイパーぶりには
泣かされることもたしかに多い!
車の中では もぅ何年たってもヒンヒンヒンでしょ、
とーさんの姿が一秒でも見えないと毎回緊急事態。
水の音なんかしたら、崖を降りてでも川入っちゃうし
かーさんにいつも冷や汗かかせて。。。
それでも思いっきり明るい笑顔で楽しむ姿を見ていると
心の底から、連れてきてよかった!って思うよ

股関節を悪くさせてしまったことの申し訳なさと、悲しさと、
そんな7ヶ月のやんちゃなワン子をどうやって育てていっていいのか
途方に暮れたかーさんをよくここまで引っ張ってきてくれましたネ
ありがとぉ〜 お転婆のままのメイでいてね。














アンディ♪
メイのハイテンションに慣れてるとーさんかーさんは
アンディのマイペースぶりに拍子抜けすることも…。
まず車の中で寝てくれることのありがたさ〜(^^)
スポーツはちょっとドンクサイけど「休憩!」得意だよねぇ
自然の中に連れて行っても野生児(メイ)にならず
なんか淡々としている。

だけど
メイと遊ぶ時の爆走っぷりは別犬。
雪の中に何度も沈められては、可笑しな格好で逃げ回り、
またちょっかいを出しては飛び跳ねて、、、気がつくと休憩している(^^)
メイがいて良かったねぇアンディ。
だけどあんまり体当たりしないでね。

特に手がかかったという記憶が今回の旅行でほとんどない(麻痺?^_^;)
実は小心者で繊細で緊張しぃ(え?信じられない?(笑))
外出するとお腹が緩くなるのが心配だったけど
まったく大丈夫だったね!逞しくなったかなぁ〜
お出かけの基本は快食快便だじょ(^O^)

2頭になったから大変さが倍になったかというと
そんな気が全然しない。それより楽しさが倍になったことを実感!!
メイとアンディにとっても良かったと信じてるよ。

旅行中もとーさんかーさんの勝手言ったり叱ったり…
まったく困ったダメ親だけど
これからもメイとアンディと行きたいよっ。つきあっておくれ!
え、フェリーはもう嫌?う、うん(^_^;)

大きな旅行じゃなくていい。近くのお散歩でもいい。
楽しそうな顔見るだけで「来て良かった」って
いつでもどこでも思っているよ。
かーさんの心の中はいつもあなたたちでいっぱいです。
これからもよろしくね!









mameanさん、記録ご提供ありがとうございました!

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